こんにちは!35歳、年長の息子と年中の娘を持つ働くママです。
今日は多くの方から質問をいただく「マンジャロと自己流ダイエットの違い」について、私の実体験を基に詳しくお伝えします。
実は私、マンジャロを始める前に数え切れないほどの自己流ダイエットを試してきました。糖質制限、カロリー制限、置き換えダイエット、ファスティング…本当にありとあらゆる方法を試したんです。
でも、どれも長続きせず、リバウンドの繰り返し。そんな私がマンジャロで初めて「これは今までと違う」と実感したんです。
これまでやってきた自己流ダイエット遍歴
まずは、私のダイエット黒歴史を正直にお話ししますね。恥ずかしい部分もありますが、同じような経験をされた方には共感していただけるのではないでしょうか。
20代前半:極端な食事制限ダイエット
期間: 1ヶ月 方法: 1日800kcal以下の超低カロリー食事 結果: -5kg → +7kgのリバウンド
当時は「食べなければ痩せる」という単純な考えでした。朝はりんご1個、昼はサラダのみ、夜は豆腐だけなんて日も。
最初の2週間は面白いように体重が落ちて、「私って意志が強い!」と調子に乗っていました。でも3週目から集中力が続かず、仕事でミスを連発。ついに我慢の限界が来て、コンビニで菓子パンを5個も買って一気に食べてしまいました。
その後は反動で食欲が止まらなくなり、1ヶ月で元の体重を超えてしまいました。
20代後半:糖質制限ダイエット(1回目)
期間: 3ヶ月 方法: 糖質を1日50g以下に制限 結果: -8kg → -3kgまでリバウンド
結婚前に本格的に取り組んだのが糖質制限。当時話題になっていて、「これなら肉も食べられるし続けられそう」と思ったんです。
良かった点:
- 最初の1ヶ月で5kg落ちて効果を実感
- お肉や魚をたくさん食べられる満足感
- 血糖値の急激な上下がなく、日中の眠気が減った
辛かった点:
- 外食での選択肢が極端に限られる
- 家族と違うメニューを作るのが大変
- 便秘がひどくなった
- 頭がボーッとすることが増えた
3ヶ月目に友人の結婚式があり、久しぶりにケーキを食べたのをきっかけに糖質制限が崩れてしまいました。その後は徐々に糖質を摂るようになり、半年で5kgリバウンド。
30代前半:置き換えダイエット
期間: 2ヶ月 方法: 朝と夜をプロテインドリンクに置き換え 結果: -4kg → -1kgまでリバウンド
第一子出産後、授乳期が終わってから始めました。市販のダイエット用プロテインを使った置き換えダイエットです。
良かった点:
- 準備が簡単で忙しいママには便利
- 最初の1ヶ月は順調に体重が減った
- 栄養バランスは悪くなかった
辛かった点:
- とにかく空腹感がきつい
- 家族の食事を作りながら自分は飲み物だけという虚しさ
- 外出先での食事が困る
- 味に飽きてしまう
2ヶ月目に子どもが体調を崩し、看病で疲れ切って普通の食事に戻してしまいました。ストレス食いも重なって、あっという間にほぼ元の体重に。
30代中期:糖質制限ダイエット(2回目)
期間: 4ヶ月 方法: ゆるい糖質制限(1日100g以下) 結果: -6kg → -2kgまでリバウンド
第二子出産後、「今度はゆるくやれば続くはず」と再び糖質制限に挑戦。前回の反省を活かして、完全にカットするのではなく制限する方法に。
良かった点:
- 前回より続けやすかった
- 家族の食事に合わせやすかった
- 体重の減りも安定していた
辛かった点:
- やはり外食が制限される
- 子どもたちのお菓子を我慢するのが辛い
- PMS時期の甘いもの欲求に負けることが多い
- 体重の減りが停滞すると、より厳しく制限したくなる
結局、仕事のストレスが溜まった時期に爆食いしてしまい、徐々に元の食生活に戻ってしまいました。
直近:カロリー制限+運動ダイエット
期間: 2ヶ月 方法: 1日1500kcal制限+週3回のジム 結果: -3kg → 元に戻る
マンジャロを始める直前に試したのがこの方法。「王道のダイエットなら確実に痩せるはず」と思ったんです。
良かった点:
- 栄養バランスを考えながら取り組めた
- 運動習慣がついた
- 体調は良かった
辛かった点:
- とにかく時間がかかる
- 働きながら週3回ジムに通うのは現実的ではなかった
- 食欲をコントロールするのが困難
- 停滞期に入るとモチベーションが下がる
仕事が忙しくなってジムに行けなくなり、食事制限も緩んでしまって元通りに。
マンジャロを始めてからの変化
そんなダイエット迷子だった私が、マンジャロを始めて「今までとは全く違う」と感じた変化をお伝えします。
開始1週目の驚き
まず驚いたのは、食欲そのものが変わったこと。今までのダイエットは「食べたいけど我慢する」でしたが、マンジャロは「そもそも食べたいと思わない」状態になったんです。
具体的な変化:
- 朝起きても空腹感がない
- 昼食時間になっても「お腹すいた」と思わない
- 夜の間食欲求が消失
- 甘いものを見ても「食べたい」と思わない
「これは今までとは明らかに違う」と確信した瞬間でした。
1ヶ月目:体重減少の安定性
自己流ダイエットでは、最初の1〜2週間でガクンと落ちて、その後停滞することが多かったんです。でもマンジャロは違いました。
自己流ダイエットの体重推移(糖質制限の例):
- 1週目:-3kg(主に水分)
- 2週目:-1kg
- 3週目:-0.5kg
- 4週目:±0kg(停滞)
マンジャロでの体重推移:
- 1週目:-1.5kg
- 2週目:-1kg
- 3週目:-1.2kg
- 4週目:-0.8kg
安定して週に0.8〜1.5kgずつ減っていくのは、今まで経験したことがありませんでした。
体重の減り方・モチベーションの違い
体重の減り方の比較
自己流ダイエットの特徴:
- 最初は急激に減るが、すぐに停滞期に入る
- 生理周期の影響を大きく受ける
- ストレスや疲労で簡単に増える
- 「頑張った割に結果が出ない」と感じることが多い
マンジャロの特徴:
- 最初から安定したペースで減少
- 生理前でも大幅に増えない(0.5kg程度の増加で済む)
- 多少食べ過ぎても翌日にはすぐ戻る
- 「自然に痩せていく」感覚
モチベーションの違い
これが一番大きな違いでした。
自己流ダイエット時のメンタル:
- 常に食欲との戦い
- 体重が増えると自己嫌悪に陥る
- 我慢している自分を褒めてもらいたい気持ち
- 周りの人の食事が羨ましく感じる
- ダイエットのことで頭がいっぱい
マンジャロ使用時のメンタル:
- 食欲をコントロールしている感覚がない
- 体重減少が当たり前に感じる
- ダイエットを頑張っている意識がない
- 食事を楽しめる余裕がある
- 他のことに集中できる
特に印象的だったのは、「ダイエットしている」という意識が薄れたことです。食べ過ぎないのが自然な状態になったので、精神的にとても楽でした。
食欲コントロールのしやすさ
自己流ダイエット時代の食欲との戦い
朝の食欲: 目覚めた瞬間から「今日は何を食べよう」「でも我慢しなきゃ」という葛藤が始まります。特に糖質制限中は、パンやご飯のことばかり考えていました。
日中の食欲: 仕事中も頭の片隅に食べ物のことがあって、集中力が削がれることが多々ありました。特にストレスが溜まると、「今日ぐらいいいよね」と言い訳を探している自分がいました。
夜の食欲: 一番きつかったのが夜です。子どもたちを寝かしつけた後の「自分時間」に、お菓子やアイスを食べるのが唯一の楽しみだったので、それを我慢するのは本当に辛かったです。
マンジャロでの食欲コントロール
朝の変化: 起きても「お腹すいた」という感覚がほとんどありません。「朝だから何か食べなきゃ」と頭で考えて食べている状態。最初は「大丈夫かな?」と心配になるほどでした。
日中の変化: 昼食時間になっても強い空腹感がないので、「そういえばお昼だった」という感じ。食べ物のことを考える時間が激減し、仕事に集中できるようになりました。
夜の変化: これまでの夜の間食習慣が嘘のように消えました。コンビニのお菓子コーナーを素通りできるようになったときは、自分でも驚きました。
具体的なエピソード
自己流ダイエット中の典型的な1日:
- 6:00 起床「今日は絶対に間食しない!」
- 10:00 職場でお菓子の差し入れ「少しだけなら…」
- 12:00 お弁当「物足りないけど我慢」
- 15:00 「疲れた、甘いものが欲しい」
- 18:00 夕食準備「味見程度に…」
- 22:00 「今日頑張ったから少しぐらい」→爆食い
マンジャロ使用中の典型的な1日:
- 6:00 起床「お腹は空いてないけど朝食を用意」
- 10:00 職場でお菓子「いらない」(自然に断れる)
- 12:00 お弁当「半分で十分満足」
- 15:00 「特に何も食べたくない」
- 18:00 夕食準備「味見も少量で十分」
- 22:00 「今日も普通に過ごせた」
この違いは、実際に体験しないとわからないと思います。
生活習慣改善のしやすさ
運動習慣の変化
自己流ダイエット時: 「痩せるために運動しなきゃ」というプレッシャーがあり、無理してジムに通おうとしていました。でも仕事と育児で疲れているのに、さらに運動を追加するのは正直きつかったです。
結果的に続かず、「運動もできない自分はダメだ」と自己嫌悪に陥ることが多かったです。
マンジャロ使用時: 体重が自然に減っていくので、運動への「焦り」がありません。「健康のために体を動かそう」という前向きな気持ちで取り組めるようになりました。
現在の運動習慣:
- 週2回の散歩(子どもたちと一緒に30分)
- 家でのストレッチ(毎日10分)
- 駅では階段を使う
- 家事を意識的に体を使って行う
無理のない範囲で体を動かすことが習慣になり、「運動しなきゃ」というストレスがなくなりました。
睡眠の質の向上
自己流ダイエット時:
- 空腹感で眠れないことがある
- 食事制限のストレスで寝つきが悪い
- 夜中に空腹で目が覚めることも
- 朝起きるのが辛い(低血糖気味?)
マンジャロ使用時:
- 胃もたれしないので寝つきが良い
- 夜中に目覚めることが減った
- 朝の目覚めがスッキリ
- 日中の眠気が少ない
消化に負担をかけない食事量になったことで、睡眠の質が改善されたように感じます。
家族との関係
自己流ダイエット時: 自分だけ違うメニューを食べることが多く、家族に申し訳ない気持ちがありました。また、イライラしやすくなって、子どもたちにも八つ当たりしてしまうことが…。
「ママ、また変なものばかり食べてる」と子どもに言われたときは、本当に情けなくなりました。
マンジャロ使用時: 家族と同じメニューを食べられるので(量は少なくても)、食事の時間が楽しくなりました。イライラも減り、子どもたちとの関係も良好です。
「ママ、最近優しいね」と言われたときは、嬉しくて涙が出そうになりました。
コスト・通院頻度の違い
自己流ダイエットのコスト
糖質制限ダイエット:
- 肉類・魚類の食費増:月+15,000円
- 糖質制限食品:月5,000円
- サプリメント:月3,000円
- 合計:月23,000円
置き換えダイエット:
- ダイエット食品:月12,000円
- サプリメント:月2,000円
- 合計:月14,000円
ジムダイエット:
- ジム月会費:10,000円
- プロテイン等:月3,000円
- ウェア・シューズ:初期費用20,000円
- 合計:月13,000円(初月は33,000円)
マンジャロのコスト
月額費用:
- 薬代:35,000円
- 通院費(交通費込み):3,000円
- 合計:月38,000円
金額だけ見るとマンジャロの方が高いですが、効果を考えると圧倒的にコスパが良いと感じています。
コスパの比較:
- 糖質制限(4ヶ月):92,000円 → -6kg → リバウンド
- マンジャロ(3ヶ月):114,000円 → -10kg → 維持中
リバウンドのリスクを考えると、マンジャロの方が結果的に安上がりかもしれません。
通院頻度・手間の比較
自己流ダイエット:
- 通院:なし
- 自己管理が必要:毎日の食事記録、体重測定、運動記録
- 情報収集:ネットや本で常に新しい方法を探す
- 食材選び:専用食品を探すのが大変
マンジャロ:
- 通院:月1回(1時間程度)
- 医師のサポートあり:副作用の相談、食事指導
- 注射:週1回(慣れれば1分程度)
- 食事記録:アプリで簡単に管理
手間という点では、自己流ダイエットの方が実は大変でした。毎日の食事に神経を使い、体重に一喜一憂し、新しいダイエット方法を探し続ける…。
マンジャロは月1回の通院だけで、あとは普通に生活しているだけという楽さがあります。
3ヶ月での結果比較
数値的な比較
過去の自己流ダイエット最高記録(糖質制限4ヶ月):
- 開始時:65kg
- 3ヶ月後:57kg(-8kg)
- 6ヶ月後:62kg(リバウンド+5kg)
マンジャロ(3ヶ月):
- 開始時:65kg
- 3ヶ月後:55kg(-10kg)
- 現在(5ヶ月後):54〜56kg(維持中)
体調・見た目の変化
自己流ダイエット時:
- 痩せたけど疲れやすい
- 肌荒れが気になる
- 髪がパサつく
- げっそりした印象
マンジャロ使用時:
- 体重減少+体調良好
- 肌の調子も良い
- 髪質に変化なし
- 健康的に痩せた印象
周りの人からも「健康的に痩せたね」「元気そう」と言われることが多く、見た目の印象も良いようです。
メンタル面の変化
自己流ダイエット時の気持ち:
- 常に食欲との戦い
- 体重が増えるたびに落ち込む
- リバウンドへの恐怖
- 「また失敗した」という自己嫌悪
マンジャロ使用時の気持ち:
- 食事のことで悩まなくなった
- 体重維持への自信
- 「これなら続けられる」という安心感
- 自分を肯定的に見られるようになった
精神的な負担が激減したのは、生活の質を大きく向上させてくれました。
副作用・体調面での違い
自己流ダイエット時の体調不良
糖質制限時:
- 便秘がひどい
- 頭がボーッとする
- イライラしやすい
- 低血糖様症状
極端な食事制限時:
- フラフラする
- 集中力低下
- 生理不順
- 髪が抜ける
マンジャロの副作用
初期症状(1〜2週目):
- 軽い吐き気(食後30分程度)
- 便秘気味
- 注射部位の軽い痛み
現在(5ヶ月後):
- 副作用はほぼなし
- たまに食べ過ぎると気持ち悪くなる程度
副作用はあったものの、自己流ダイエットの体調不良と比べると軽微で、日常生活に支障はありませんでした。
どちらが自分に合っていたか
私にとってのマンジャロのメリット
- 精神的負担が少ない 食欲をコントロールする必要がないので、ストレスが激減
- 生活の質が向上 ダイエットのことばかり考えなくて良いので、他のことに集中できる
- 家族との関係が良好に イライラが減り、同じ食事を楽しめる
- 継続しやすい 特別な努力が不要なので、無理なく続けられる
- 安定した結果 リバウンドの心配が少ない
自己流ダイエットが向いている人
実際に両方試した経験から、自己流ダイエットが向いている人もいると思います:
- 食欲のコントロールが得意な人
- 時間に余裕がある人
- 運動が好きな人
- コストを抑えたい人
- 薬に頼りたくない人
私にマンジャロが合った理由
- 仕事と育児で時間がない 複雑な食事管理や頻繁な運動は現実的ではない
- 食欲が強い 今まで何度も食欲に負けてリバウンドしてきた
- ストレス食いしやすい 疲れると食べることで発散していた
- 短期間で結果が欲しい 子どもが小さいうちに体型を戻したかった
今後の展望と注意点
長期使用への考え
現在5ヶ月使用していますが、今のところ中止の予定はありません。医師からは「体重が安定したら減薬も検討できる」と言われていますが、リバウンドが怖くてまだ踏み切れません。
気をつけていること
- 医師との定期相談 月1回必ず受診し、体調の変化を報告
- 栄養バランスの維持 食事量が少ない分、質にはより気を使っている
- 適度な運動 薬に頼りきりにならないよう、基礎代謝を保つ努力
- 家族の理解 継続的な治療について家族と話し合いを続けている
まとめ:私が感じた決定的な違い
マンジャロと自己流ダイエットの一番の違いは、**「我慢している感覚の有無」**でした。
自己流ダイエットは常に「食べたいけど我慢」というストレスとの戦いでした。でもマンジャロは「食べたいと思わない」状態になるので、我慢している感覚がありません。
この違いは、継続性に大きく影響します。我慢には限界がありますが、自然な状態は続けられます。
費用は確かに高いです。 月4万円弱の出費は決して安くありません。でも、これまで数えきれないほどのダイエットに失敗し、その度にストレスを抱えてきたことを考えると、私にとっては価値のある投資だと思っています。
完璧な方法ではありません。 副作用もあるし、長期使用の影響もまだわかりません。でも、今の私には最も合っている方法だと実感しています。
同じようにダイエットで悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。ただし、マンジャロは医師の処方が必要な薬です。興味のある方は、必ず専門医に相談してくださいね。
※この記事は個人の体験談です。マンジャロの効果には個人差があります。使用を検討される場合は、必ず医師にご相談ください。
※過去のダイエット体験は個人的なものであり、すべての方に同じ結果が起こるわけではありません。
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